Wバズーカアンテナは、広帯域アンテナとしてよく知られている。
しかし大きさは、ダイポールアンテナと変わらないのだが、構造が複雑になる分
あまり使用されていない気がする。
だが、そのメリットは単なる広帯域というに留まらず、同調性アンテナゆえに高調波の障害、
抑圧にも強いように思われる。又ちょっぴりダイポールより受信が良いという話もある。
そんなWバズーカアンテナだが、さすがに3.5M用で作成したアンテナを3.8Mで使用
するには、さすがに無理がある。
そこでさらなる広帯域化について考えてみた。
タイプA
同調部は意外とブロードであることが経験上わかっている。
そこで3.65M用として同調部を作り、3.5Mと3.8Mのひげを付けた。

結果、なんとなくSWRが落ちかける事があるのだが、共振点が見出せなかった。
もっとも、ダイポールの電流分布の平行が崩れるわけで当然と言えば当然の結果だと思う。
タイプB
今度は同調部から3.5Mと3.8Mのひげを付けた。

結果、3.6Mと3.7Mの2点でSWRが落ちた。
だが、どちらかのエレメント長を変えるともう一方のSWRも大きく変化し、
干渉が見られた。幾度かの調整を試みたが、3.5、3.8M両方で満足のゆくSWRは実現しなかった。
タイプC
双方の中間周波数である3.65Mのダブルバズーカを作り、給電用の同軸ケーブルにも広帯域位相回路
を取り付けた。

結果、3.5Mと3.8MまでSWRが落ち、満足の行く結果となった。
今までは、3.5M、3.8MインバーテッドVを上げていたが、このアンテナを2本作成、
W向け、Eu向けに設置することで送信も可能となり満足している。
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